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訃報に接し、「モラル会へ若い人を呼び込もう!」
2008年10月10日 渡部 英宣

三室さんの訃報に接し、早すぎる死を悼むと同時に、改めて会員の平均年齢の高さ、時の流れを思ってしまった。今日は10月10日、銭湯の日だそうである。戦後、かなり長い間、銭湯にはごやっかいになったが、もう今時、周りには銭湯等全くない。ここにも世の移り変わりを感じる。

考えて見ると、モラル会はその目的の高さと継続的活動内容の良さに反し、出席率が最近あまり良いとは思えない。依然として仕事で活発な活動を続けている為、東京におられない人もいるかもしれないし、日時や曜日が合わな等もあろうが、それだけではない様な気がする。
可能性としては、活動内容に不満と言うことも考えられるが、毎回の講演のレベルを考えれば、そうとは思えない。(いずれアンケート等により、ご意見をお聞きすべきかもしれないが、、、)

第一線を退かれた方が多い筈であるので、ご多忙だけが理由でもなく、夫々の健康や、気力、ご家族の介護等、各種の大きな理由があると思われる。そして、このままでは、我々の高齢化と共に徐々に出席率は低下し、会の存続が出来なくなる可能性さえある。

それはそれで良いと思われる方がおられるかも知れないが、消えてしまうのは全く勿体無いし、小生等もっともっと色々な事を吸収したいし情報発信もしていきたいと考える。この為、何とかして活動の継続化を考える必要がある。又、各位のご協力を得たい。
会の発展を願うには、少しでも会員の低年齢化を図ら無くてはならない。それにより、新たな時代の流れを取り込むことが出来、世代間のコミニュケーションも出来てくる。その為には会員各位が自分の周りにいる優秀な人に声をかけ、情報発信をお願いするなどの努力が必要になる。

又その為には、会員各々が情報発信をし、それを通して会自体の存在意義を高め、若い人が入って来る様な環境を作らなければならない。

良く言われる様に、一般に凄い仕事をするのは若い時だそうである。今回の日本人の大量受賞のノーベル賞にしても殆どの場合、それを発見、発明等をした時期は30年も前だとか、殆ど無名の時である。従って講師をお願いする時も、現在の肩書きを重要視するのではなく、仕事の面白さ、新しい動き、業界の流れ、自分の信念、面白いと思っている事等、何でも良いのかもしれない。又、聞くだけでなく、積極的に参加も必要であろう。講師が参加して良かった、楽しかった、自分にも役に立ったと、思ってもらえる様にしなくてはならない。

三室さんの訃報を機に、モラル会の歴史や、モラル会のあり方を考え、今後の新しい展開を検討する事が三室副会長への追悼となるのではなかろうか。
このHPには、投稿欄だけでなく、お便り欄も設定している。必要があれば、チャット的な方式を取り入れても良い。どしどし意見を、近況を載せ、活動的な、あまり気を張らなくて済む、又楽しめる会となる様手探りしてみるのも重要と思う。 各位のご意見をお願いしたい。

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