モラル会
2014年

計画・実施報告
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講師の方へのお願い:
資料を掲載しています。定例会で配布する資料は原則的にデジタルのソフトにて提供して下さる様、ご協力を
お願い申し上
げます。(ハードコピーからの掲載は、HP容量の増加と、手間の増加となり、作業が大変です。)

会員名簿: ID・パスワード等お忘れの場合は管理人にお問い合わせ下さい。
日時  130 演題    163 氏名/所属・他     222 資料・参加者等      260
       
12月8日(月)
18時~東商厚生室
 
 「2014年を振り返って」  渡部修氏 (幹事  話は1時間。後は忘年会とします。恐らく選挙の話題になるでしょう。

並木さんより、市田柿の注文受け付けますとのこと。

参加者: 石井、奥沢、久保、小浪、今野、杉本、高橋、丹、中山、並木、福田優二、渡部修

配付資料: 社長の為の年末年始の話題(2014~2015) (りそな総合研究所)
        のなかから、2014年“ヒット商品”を下記に掲載

・「前向き」当たり年 14年話題・商品調査

例年、電通が発表しているもの。
りそな総研とちょっと趣が違う。
福田氏はこれには関与しなかったとのこと。

「翌年の予測」を立ち上げ、好評を博したそうだ。
きっかけは「商業界」(小生も当時執筆している)からの依頼原稿で、爾来恒例化した。

・ベストセラー上位10作
所謂文芸ものは2作。アニメ・ハウツー物などが多くを占める。

・ワースト謝罪会見 ネットアンケート
詐欺・詐取・不正・ブラック物が大半。

・りそな 2014年”ヒット商品”
小生が執筆している。
前文の消費税負担率の取り上げ方で異論が。
小生の話よりも外野席の話の方がウェートを占めた感が。

*忘年会は、いつもより一寸豪華に。
放課後はカラオケに。9名中7人が唄った。
圧巻は小浪氏の「漁師の歌」(タイトル失念:北の漁場?)(北島三郎)。
仕事場、・遊び場・墓場等いうフレーズが印象的。
ぴったり1時間でお開き。

* 本日、石井さんが挨拶に見えました。(修)

* 池田太郎氏(14年6月16日講師)より、来信。小説 岸信介 常在戦場 の本の紹介ビラを頂いた。  興味のある方は購読をお願い。
       
11月17日(月)
18時~於東商 
「自治体のハコモノ行政の破綻」 石井 彰氏
(財)和光市文化振興公社理事長会員)

 参加者:  石井、奥沢、久保、今野、杉本、高橋、丹、福田優二、村田道子、渡部修、英。

 本当にお久しぶりのご出席であった。 ご本人は井の頭公園以来とのお話し。

 モラル会に出席出来なかった理由として、
① 和光市行政の一部として、市民の音楽ホール、サンアゼリア (地方都市の音楽ホール
  としては、類を見ないほど、音響効果が良い) を運営する文化新興公社の理事長を
  引き受けた経緯を説明された。 
  そして、行政の中での文化関連の問題点を解説して頂いた。

② もう一つの理由として、ここ数年に渡る内臓疾患での、大手術
   (膵臓、脾臓、胆嚢、胃、大腸等消化器系全て)、の経緯を我々の今後の参考の為に説明。
  大手術を受けながらも、業務にしっかりと精励された氏の強い意志に驚かされた。

和光市の現状分析:
* 人口8万人
  1世帯2.1人  転入19% 転出18% +-1%増加
           出生3.5人/日 死亡1.5人/日  ±2人/日 
  この様な事から、人口 3.5万人が増加し、現在、⇒ 8万人

  和光都民  市民一人 年間所得 350万円/年/人口(含 子供)
                    個人市民税 8万円/人
  しかし、人口における高齢者の増加が激しく、他の都市と同じ様に、高齢者を若い世代が
  支えきれない現状がある。(下の和光市人口ピラミッド参照)

* 自治体に金が無い。
       昔: 本田技研 法人税 20億円   
    現: R&Dセンター 狭山に引越し 税収↓  

* 地域産業 無し 行政:文化を疎かにして来た。

* 指定管理者制度の弊害: 地上自治王244条に基づく
    公共施設の民営化、民営や公社公団等での委託事業 
    図書館、公民館、体育館、音楽ホール等 全部で約4300施設  
    20%に指定管理者制度適用  狙いは民間活力の利用  財政の経費削減

    平成の大合併:自治体3200  ⇒  1700に
    職員の削減、指定管理者への天下り、運営の長期展望無し。職員の教育上手く行かない。
    従来の運営方法と異なる手法。 運営が上手く行かない場合もある。

* サン・アゼリア: 通常はチケット代\1000.-程度なのに、オペラ「椿姫」等の様に、¥10000.-
   もするチケットの様な場合もあり、しかも赤字だったりする。運営が難しい。
     
  参考資料:SUNAZALEA (:和光市文化振興公社の音楽ホールサンアゼリアの11月12月パンフ)
                和光市人口ピラミッド、和光市H25年一般会計決算等
 
       
10月22日(水)
18~19時半
現代女性文化研究所(巣鴨)
「朝日新聞叩きと安倍政権」 鎌田 慧氏(ルポライター) 参加希望者は
℡   03-3941-1007、
FAX03-3941-7577にご連絡を。予約が必要
モラル会から奥沢作郎、高橋謙夫、高橋尚子、渡部修が参加。
極めて濃密な話が繰り広げられたが、オフレコのため報告出来ず。
本会終了後、ワイン、数多の惣菜、菓子などを楽しみながらの二次会。
午後10時お開き。奥沢、渡部は巣鴨駅前の店で三次会。
       
10月20日(月)
18時~於東商ビルB2厚生室
 

「激変する流通業界」

山口 廣太氏
(TRK代表、会員)

*安原会長からやむを得ぬ事情で最終講義不可となった旨、連絡が入り、急遽古くからの会員、山口氏にお願い、対応して頂くことになりました:幹事

参加者:奥沢、河口、久保、今野、高橋、丹、福島、渡部修、英
配付資料: 新聞切り抜き1 新聞切り抜き2(都市農業を生かせ)/青山佾(やすし)

非常に多岐に渡るお話しでお面白かったが、参加者からのコメントと共に、話題が多方面に飛び、且つ、阿吽の呼吸の様に、判る人にしか判らない様な話も有った為、着いてゆくことが難しい場面もあった。 この為、纏めが難しく、山口氏にお願いすることになった。 (後日掲載する。)

       
 9月16日(火)
18時~於東商ビルB2厚生室
 「"終活"の処方箋 並木 和夫氏
 (モラル会会員)

「人生100年時代を楽しく」といった講座が人気を呼ぶ一方、介護の備え 半数「なし」とのうら淋しい調査結果も発表されています。

小生は後者に不安を覚え、並木さんを頼みにしていますが、皆さんは如何でしょうか?
その道のプロ、並木さんに相談出来るチャンスを逃さないように。(修)

参加者:奥沢、河口、久保、今野、高橋、渡部修、英
 並木さんの講演は、就活ではなく、“終活”、詰まり、エンディングノートを書きましょう、の話でした。

要するに、何時どんなときに人生が終わっても、残された家族が困らない様に、出来るだけ早期に財産目録、財産分与、誰に何を知らせるか、何をどの様に準備すべきか、残された人生、時間、資産等をどの様に有効に使うべきか、等々を明確にするには、エンディングノートを書いてみるのが一番良い。エンディングノートは、何をどういう順番にしたら良いか等、身辺整理をする為にも、非常に有効な手段であるし、それを通して、遺言書等も簡潔に書けると言う話でした。

出席者の皆さんは、当方や、若い人は別にして、可なりの財産をお持ちの様で、それらをどの様に残すか、残された人生にどう使うか等とても興味深そうに聞いておられました。

高齢化社会になって来た為、銀行等の貸金庫は、順番待ちに成るほど、残りが少なくなって来つつあるとのこと。当方等、入れるべきものが無い為、そんな事等考えもしませんでしたが、、、、。
但し、貸金庫も必要に応じ、出し入れをする為には居住地域に近くないと不便ですので、地元の信託銀行等其々研究をする必要が有る様です。

又、エンディングノートは本屋等に行くと沢山のものが販売されている様ですが、大手の信託銀行等に行くと、素晴らしい物が無料で手に入る様です。
今回はみずほ信託銀行等、各社のものを見せて頂きました。

遺言書は、原稿はパソコンにて作成でも良いが、最終的には、全文自筆で、自署、年月日記載があり、印鑑登録した印を押し、封筒に入れ、封筒にも印を押してないと無効だそうです。

遺言書(公正証書による遺言を除く。)の保管者又はこれを発見した相続人は、遺言書を家庭裁判所に提出して,その「検認」を請求しなければならないそうです。
また、封印のある遺言書は,家庭裁判所で相続人等の立会いの上開封しなければならないことになっています。勝手に開封するとそれも無効。

エンディングノートはその様な全ての課題を網羅し、整理する上でとても良い手法の様ですが、もうそんな事を考えなければならない年齢になってしまったのですね。少し暗くなりますが、残された時間と、自分のものである財産を、どの様に有効に使うべきかを考えるチャンスになる訳で、やはり早い内に、準備をして置いた方が、精神的にも良いのかもしれません。

尚、エンディングノートは数々のトラブルを未然に防ぐことが出来るし、自分史の作成にも良いし、今後の人生をどの様にしたいか等を纏める切っ掛けにもなるが、法律で位置づけられたものではない。この為、法的効力を持たせる為には、前述の遺言書を作る必要がある。

もし皆様のなかで、財産処分に困る方がおられたら、遺言書の片隅に当方への譲渡(負債は困りますが)をご一考下さい。(笑)

それにしても、定年を過ぎ、エンディングノートを準備しつつ、夫婦仲良く余生を送る為に、並木さんが実行されている秘訣は、・・・ 

「朝起きてから、玄関を出る時、帰った時、夜寝るまで、事あるごとに、「愛しているよ」と言い続ける事。・・・・をさりげなく紹介されたことに、深く感じ入りました。
並みの人には到底出来ない事です。欧米人でもそこまで徹底してはいません。
イタリアでは、多いかも。でも、日本人で!・・・流石です。(英)


回覧資料: エンディング・ノート サンプル

1) マイウエイ ノート: MIZUHO信託銀行 (抜粋:表紙~p21迄)
2) 私の大切な人のために : 税理士法人レガシイ (表紙~目次)
3) 繋がり : 東京社会保険労務士共同組合(表紙~目次)

配付資料:

1) レジュメ:終活としてのエンディングノートの作成
2) “争続”の回避 (週刊ダイヤモンド 2014/9/13)
3) 新聞の切り抜き

 写真
       
8月18日(月)
18時~
東商ビルB2厚生室
 
 「㈱アテナのセレモニーサービス構想について」 渡辺 順彦氏
株式会社アテナ 会長
   (モラル会会員)
坂手 勝子氏
株式会社アテナ 会長秘書
 
「ブラジル帰国報告」も行われた。

参加者:奥沢、今野、高橋、丹、福島、松山新、渡部修、渡辺、坂手

資料一覧:
1.日本小売業協会の海外活動                      
  ・ブラジル・サンパウロ日本人商工会議所を訪問報告(渡辺)
  ・ブラジル・ドバイ小売業視察(安井氏)
  ・小売業協会ミッションとの意見交換会(ブラジル日本商工会議所HP)

2.ブラジル日本商工会議所宛提案書

3.北京オリンピック組織委員会からの感謝状・新聞掲載記事

4.アテナフラッグセレモニーサービス<AFCS>のご案内

5.京王プラザホテル会員制クラブ221 ・ 会報誌

6. 1975年キャノン(株)下丸子工場へ英国女王視察記念アルバム(抜粋)
   ~大阪万博での実績を評価されアテナが設営した記録~

7.日本外交協会パンフ・会報誌渡邊の寄稿文掲載

8.2014 FAIFAワールドカップ世界地図

纏め:

  先ず坂手秘書から世界地図社とのコラボによるデジタル地球儀デジタルブック版の説明があり、デモンストレーションガ行われた。

2014FIFAワールドカップ ブラジル大会 出場32か国、及び2020東京オリンピック参加国など計40か国の基本情報、国旗の由来や国歌がスマホやタブレット端末で立ちどころに閲覧出来る優れもの。

小中学生には恰好の教材になりそう。本商品が一定量(千もしくは万)売れるとカンボジアに一本井戸が掘られるとのこと。世界地図社・社長の思い入れが詰まっているそうだ。

 ついで渡辺会長から数多くの資料を駆使し、多方面にわたる持論を展開された。
氏は三共製薬(当時)から独立、日経やリーダーズダイジェストなどの発送関連の仕事を一手に請け負っていたが、そうした最中外務省とのコネが得られ、地道に着実に業務をこなし、信用を築きフラッグビジネスを確立した。

本業は飽くまでもメールサービスである。多彩な活動ぶりについてはHPをご覧頂きたく。
何はともあれ信用が第一。得るは難しく、失うは簡単なのが信用ということを改めて思い知らされた。
 さらに8月上旬氏が参加された服部栄養専門学校会長肝いりの地中海クルーズの話を伺った。
ドバイ、ミラノ経由でイタリア、フランス、チュニジアなどの各都市を歴訪、特に数多くのカテドラル(大聖堂)訪問には辟易・それでもかなり高級なレストランには満悦されたご様子。
  

 渡邉会長退席後、参加者による近況報告。
今野氏は休肝日が年に1回あるかないか、
丹氏は「それは良くない、気を付けないと」と語り、併せて自分の前立腺肥大症状について語った。高橋氏は癌のチェックを定期的に行っていること、
福田氏は血管強化のため韃靼そば茶を飲用、
奥沢氏は熱中症予防に気を付けていること、
松山氏はテニスを続けていることなど専ら健康談義に花がさいた。

 放課後は奥沢、高橋、松山、渡部修の4人で国際ビルB2の地中海料理の店に。焼酎とオイスターの組み合わせは悪くなかったですよ。  以上  (修)
       
 7月22日(火)
18時~
東商ビルB2厚生室
 「NHK経営委員2期6年を振り返って」  小林 緑氏 
元NHK経営委員
現国立音楽大学名誉教授

NHK経営委員会の実態に付いてのお話しとなります。

参加者: 奥沢、河口、久保、小浪、
今野、杉本、高橋、並木、福島、山中、吉野、渡辺、渡部修、渡部英

事前配布資料
 NHK経営委員会関連の問題点を
 総括した、各種資料
 (新聞切り抜きや調査資料等)
 
 準備はしたが、実際には配付されなかった。
 参考: 御専門の音楽関係のHPとしては、
 音楽・女性・ジェンダー ─―クラシック音楽界は超男性世界!?

と言うタイトル下に 現在 45コマの論文を発表されています。
 講演内容概略

① 専門領域(音楽/作曲の中でのジェンダー問題。音楽史に登場する作曲家は男性ばかり、女性が認められて来なかった、と言うジェンダーの研究、女性作曲家の発掘・紹介等)の説明。
「キリスト教での聖歌隊も女性はいない。イスラム圏でも女性の声はいけない」等があり、カウンターテナー等、男性が女性の声で歌うこと迄する様になり、現代でも差別が続いている。
② NHK経営委員になった経緯。 データベースから、偶々引っ掛かっただけで、全くの偶然。
  NHK交響楽団等への意見具申や、女性作曲家の紹介等で役に立てるかもとの思いから応諾。
③ 経営委員としての仕事内容の紹介。月一回2~3時間程度の委員会への出席の割に異常に 高額な給与、待遇。委員会の閉鎖性、討議等はなく、事務局の説明を聞き、追認するだけ。反対する機会があっても、その事は議事録等には全く取り入れられない。個別面談で言えることもあるが、経営委員会の全体討議へ反映されることはない等、委員会活動は事務局のいいなり等、多くの問題があった。
④ 現在の経営委員会は殆ど密室での出来事。国会と同じ様に、実況中継放送すべき。
⑤ 籾井会長の言動問題を通し、氏はNHK会長に相応しくない。辞任か罷免すべき。
⑥ 7月3日生放送のクローアップ現代で、管官房長官が集団的自衛権に付いて国谷キャスターに突っ込まれた事で官房長官側が激怒した問題等は籾井会長がいるからこそ起こった問題。
英国BBCでは絶対起こり得ないこと。NHKの、政権からの独立等、組織運営形体を根本から再構築する必要がある。
⑦ NHKもETV特集で「吉田隆子を知っていますか」~戦争・音楽・女性~等、非常に良い番組を造る事も多い。
⑧ ドイツの有名な女性作曲家であり、天才的ピアニストのクララ・シューマンと夫のやはり有名な作曲家ロベルト・シューマンの話し。男が外、女は内と言う社会の中で如何に苦労したか等の話。
等々、NHK問題、政権の問題、女性作曲家の問題、音楽番組の紹介等を通して、精力的にお話しして下さいました。

72歳になられて尚溌剌と、淀みなくお話しされる小柄な小林さんの大きな問題意識、広い見識と視野、正義への果敢な挑戦にとても感銘し、元気付けられました。 尚、下記「女性作曲家列伝」の本をご寄贈頂きましたので、後日回覧致します。ご希望者は(英)迄連絡下さい。
講演に使われた資料

1)NHK関連の資料
  今月の委員 インタビュー(小林委員)
  容認できないNHK会長・2経営委員会発言(NHK問題に思う) 

  新聞切り抜き
    ① NHK監査委員会の怠慢
    ② NHK視聴者と語る会
    ③ 「籾井会長、辞任か罷免を」 NHK退職者、経営委員に申しいれ
    ④ NHKと政権関係問う

  雑誌切り抜き
    ① クローズアップ現代 国谷キャスター関連(7月3日生放送)
      (安倍官邸がNHKを“土下座”させた一部始終)
    ② 視聴者の信頼を得なければクビ(NHKと英国BBCのここが違う)
      (週刊金曜日 7/18 2014 創刊1000号)

    NHK理事任命案内    

2)音楽関係の資料
   ① Women's art  音楽をジェンダーの視点で聴き直す
       第1回、第3回
   ② 女性作曲家音楽祭 2007
   ③ 女性作曲家列伝 (小林緑著)平凡社 (寄贈を受けました。)

3)その他の政治的課題
   ① 秘密保護法が施行されたら
   ② 集団的自衛権行使に 否
      (週刊金曜日 7/18 2014 創刊1000号)
       
 6月16日(月)
18時~
東商ビルB2厚生室
 「シナリオの話」(仮題)  脚本家 池田 太郎

 (Wikipediaご参照下さい)
尚、父上は池田生二氏です。

川口 顕氏のご紹介です。

参加者:久保、今野、並木、福島、渡辺、渡部修、英
 子供時代からのご自分の生活環境、考え方、性格等、色々な思いで話等を、飾らずにお話し頂きました。東京学芸大学教育心理科卒業後、なられた東京都の小学校教員時代の授業参観日の自分の授業風景がどうであったか等、将に脚本家の目で当時の思い出を披露して呉れました。

普通なら、授業参観者の目線を考えた授業となるところ、子供達の自発的学習意欲が出て来るのをとことん待って、子供たちがやりたい授業へ導く姿勢にびっくりした。普通の先生とは全く異なった他の誰も真似出来ない子供達へのアプローチ方法をお聞きし、え?そんな考え方もあるんだと非常に感銘を受けた。ご自分の考え方の底辺に流れる子供達の意欲を重視するスタンスは、先生と言う職業が、物凄く尊ばれ、一目も、二目も置かれた古き良き時代だったからこそ出来たのかもしれないと思われる様な授業風景であった。
昨今のモンスターペアレントの増大の風潮の中では絶対やれなかったであろう指導法等、生徒への温かい思いやりを感じました。

その後のシナリオライターとしての活動、映画やテレビ等でご活躍時の脚本家、監督との間柄等の裏話的お話し等を興味深くお聞きすることが出来た。

各所に出て来る、登場人物の性格、役割等のお話し等はとてもリアルであり何か脚本を読んでいる様な語りであった。
又、下記の参考・引用文献に付いても色々なお話しをされ、あっという間の3時間であった。

尚、特に面白い必読の書5点を教えてとの依頼に対し、4つ迄提示してくれた。(下記文献の黄色のアンダーライン)

参考・引用文献    小説 岸信介 常在戦場
       
 6月7日(土)13時半~16時40分
主婦会館プラザエフ4F(JR四谷駅麹町出口前)
 第13回望月百合子忌シンポジウム「ジャーナリズムの功罪  岡田 孝子氏
NPO現代女性文化研究所
 パネリスト:鎌田 慧氏(ルポライター)、江川 紹子氏(ジャーナリスト)、青木 理氏(ジャーナリスト)
参加費:1000円
予約先:TEL.03-3941-1007、FAX 03-3941-7577
E-mail:gendai・j@almond.ocn.ne.jp

参加予定者:奥沢、渡部修
       
 5月19日(月)
18時~
東商ビルB2厚生室
 消費税増税と日本経済 友田 信男氏
㈱東京商工リサーチ 
取締役情報本部長 
氏には11年7月に「大震災と倒産企業」につきご講話頂いております。

参加者:
奥沢、久保、今野、高橋、並木、福島、渡部修、英
 3年振りのお話しであったが、データに基づく説明でとても何得出来る。

マス・データーから何を読み取るのか、所謂データマイニングも、最後は人の感性である。
無機質の数字の羅列であるデーターをグラフに直し、その変化から何を読み取るか、何が言えるかは、読み取ろうとする人の感性や、問題点の周辺に対する知見に深く関係する。詰まり、関係する分野への広く深い知識が無いと見れども気付かず、何も判って来ない。

物事に対する真摯な追求、仮説の設定と検証の努力の積み重ねが重要でである。一重に社会の出来事に対して広い興味と探究心、思い込みを排除して、真相を究明する努力と知見の広さに掛かっていると思われる。

又、今回のお話しは、幾つかの可能性の中から、自分が真実納得できる推測・結論を導き出す事の出来る楽しさ、関連する組織や政治家、メディア等への影響力、同時に降りかかってくる責任、そして時の権力者やマスメディアからの圧力等をもろに感じた、とても面白いお話しであった。

人口減少が社会に与える様々な問題や
高齢化に伴う人口の層別比率の諸政策への影響
消費税増税の影響が大手の会社や中小零細企業にどの様に表れてくるか、等
グラフを見ると、何がどの様な分野に影響がでているか、
又、その遅延の程度等が良く理解出来る。

東日本震災後の復興事業が東京オリンピック誘致により人手不足となり、
人件費が高騰しているとかの現実から、
その対策の効果がどの位で表れて来るか等も、ある程度予測できる様だ。

膨大なマス・データから、どの様な事が読み取れるのかと言う観点から、日本が抱えている諸問題に付いて、改めてお話しを伺いたいものである。

レジュメ: 消費税増税と日本経済 (データのブラフ化とそこから判る事)

       
4月21日(月)
18時~
東商ビルB2厚生室
「原発の話」


 マッド・アマノ氏
パロディ作家

 
 アマノ氏には前回、「911の話」を伺っております。

参加者:
奥沢、河口、小浪、今野、並木、福島、和田 力(元生産性本部)、渡部修、英

 氏のパロディー作品紹介

モナリザ 表紙案72
モナリザ女湯72 モナリザ ロボット72 モナリザ赤富士72 モナリザ花魁7
   レジュメ: 原発のからくり

2011年に上梓した、「原発のからくり」Meltdown of Japanと言うパロディ本のベースになった、原発ビジネスに纏わる各種の裏話の解説であった。

世界を動かして来た、大英帝国、ロスチャイルド家、ハプスブルグ家、ユダヤ資本、アメリカのネオコン等、様々な分野で繋がる財閥の中で、特に原発ビジネスがどの様に立ち上がり、どの様に各国や産業をコントロールして来たか、原発ビジネスマフィアを焦点にした、裏のお話しである。
様々な事件の陰で繋がる大掛かりな仕組み、時の政権を始め、官産学、司法迄も取り込む大きな世界的な原発ビジネスの影の力、証明は出来ないが、確実に存在する、物凄い組織に付いての大胆な告発をパロディーを借りて行った事のお話しであった。

パロディーではあるが、殆ど真実に近い為に、当局から受ける圧力は物凄く、身の危険を感じることも多いとか。最近の映画に取り上げられる、CIAやFBI、内調等の巨大組織や時の権力者達が原発ビジネスマフィアとつながると、とんでもない世界となるが、現実にそうなっているのではないかと思われる内容である。残念なのは、パロディーで終わってしまい、その証明がなされていないこと。この世界を変える為の具体的方法が提案されていないし、それには内容があまりにも大き過ぎるからか、真面目な改善への取り組みが出来ないことである。(本当に真面目に取り組めば、消されてしまう位に恐ろしい話だから。)
 2013年度会計報告
       
 3月17日(月)
18時~
東商ビルB2厚生室
 「出版の話ー『濱口雄幸伝』発刊を巡って」


 
 (㈱)朔北社 代表取締役 
 宮本 功氏


 幹事のゼミ仲間です。

参加者:奥沢、河口、久保、今野允、高橋、並木、渡邊順彦、渡部修、英
レジュメ: 出版の話 今井清一著 「浜口雄幸伝」出版をめぐって 

「浜口雄幸伝」出版迄の経緯、関係者の驚く様な繋がり・因縁の輪 等、裏話的苦労話しであった。
お話しの概要は下記「浜口雄幸伝」 紹介ビラの2ページめ下段の{始まりは丸山真男回顧談」}の記述を見て頂きたい。

IT時代に於ける、若者の新聞離れ、本離れ、の中で、従来の大手の出版会社の華々しい動きに対比して、中小の出版社が良い本を出すのに、如何に苦労しているか、その赤裸々な実態を語って下さった。著名な人が書いた、しかも、宣伝にも多量な投資が出来る本は、何処の本屋さんにも大量に平積みされ販売されているのに対し、読者層が限られた本は、例え良書であっても、ほんの数千冊しか販売出来ない、利益が殆ど出ない出版社の台所事情を伺った。

Q: 本離れの流れは確かにあるであろうが、それでも、紙に頼らざるを得ない部分はあり、本は売れている。ITをもっと積極的に使い、本の魅力を発信する努力が必要では。
A: 趣旨は判るが、中小の出版社は、そこに力を割く余裕が無いのが実情。

「浜口雄幸伝」 紹介ビラ
毎日:今週の本棚 加藤陽子評
朝日:著者に会いたい 今井清一さん

愛読者カード (後日掲載の予定)

(英)

「浜口雄幸伝」原稿コピー 
今井清一氏の原稿に
丸山真男氏が
直しを入れている。
蛍光マーカーは
その部分を宮本氏が
ハイライトしたもの。
 

2次会


 出版の話ー今井清一著『濱口雄幸伝』出版を巡って: 渡部 修 (幹事)

今井清一氏は、宮本氏及び小生の属した横浜市立大学・社会課程政治学・今井ゼミの主任教授であられた。我々がゼミに参加した時、先生は助教授で、4年に進級する時、教授になられた。
我々が音頭を取って教授就任祝いを横浜・野毛の食堂2階で開催した。全国の諸先輩方に連絡を取り、50人を超える参加を得たものである。我々当時のメンバーは実質6名だから総数は推して知るべしである。当時としては大変な参加率であった。

また先生は既に『昭和史』(遠山、藤原との共著)を著されておられ、我々の卒業直後には中央公論社の『全集 日本歴史』のうちの「大正デモクラシー編」を刊行され、かなり懐具合が良くなりかけていたようである。従ってゼミは土曜日午後に設定され、放課後は金沢文庫、野毛、伊勢佐木町、横浜西口などに繰り出し、飲食費用は全部先生持ちという非常に恵まれた学生生活を謳歌させて頂いた。

それはともかく、今回の宮本氏の話を伺って人の縁というものをつくづく考えさせられたものである。本会の名誉会長、故橋口 収氏の大学の後輩にあたり、一度何とか2人を引き合わせるべく画策している最中に名誉会長は他界されてしまった経緯がある。

ついでに言うなら今井夫人(楊子さん)の父上はゾルゲ事件で処刑された尾崎秀実である。元朝日新聞記者で、近衛文麿のブレーンを務めていた人物でもある。最近の映画ではモックンがその役を演じている。戦後初のベストセラー『愛情は降る星のごとく』は尾崎が獄中から妻子に宛て送った書簡集である。私が読んだのはずっと後の事だが、電車の中で読んでいて涙を禁じ得なくなったことを覚えている。

宮本氏はレジュメに添って淡々と話してくれたが、本書に懸ける彼の意気込み、想いは私にはひしひしと伝わるものがあった。彼の実直さ、誠実さは皆さん感得されたのではないか。大学時代と変わっていない。主要各紙に取り上げられたのは彼の思い入れ、そして彼のブレーンともいうべき松崎美奈子さんの大変なご尽力があったものと拝察され、拍手を送りたい。

本書は皆さんに是非お読み頂きたいが、ちょっと、という人には城山三郎著『男子の本懐』を読むことをお勧めしたい。それと公共図書館に『濱口雄幸伝』を入れるよう働きかけて欲しい。

宮本氏は人の縁、奇縁を強調されていたが、その背景に“酒”があったことを抜いては語れない。一昨年暮れ、伊勢佐木町で先生にご案内頂いた店“炎”の女性経営者は何と私が支援する杉並区議の妹さんだった。これも奇縁と言えよう。

20年以上前の話だが、『週刊新潮』で飲んべえ教授を取り上げる企画があったが、筆頭の方に今井先生が取り上げられていたのを思い出した。

尚、今井先生は横浜の関東大震災などの著作で2011年横浜文学賞、さらに昨2013年には草笛光子、堀田力氏らと共に神奈川文化賞を受賞された。後者の祝賀会は伝記刊行を兼ねて1月25日、横浜・崎楊軒にて開催されたことを申し添えておく。
       
 2月17日(月)
18時~
東商ビルB2厚生室
 「2007年から2012年までのイタリアの会社とのビジネス体験を振り返って」
 長嶺 秀 BERGEHN 代表
(Shigeru NAGAMINE)

 * アルメニ コニャックを持参して出席者の皆様にご笑飲頂きたいと考えております。(秀)

出席者:奥澤、今野、高橋、福島、渡部修、英
 長嶺さんの海外での仕事の関わりの歴史のお話しから、どのようにしてイタリアの会社とのお付き合いが出て来たか、どの様な仕事だったのか等に付いてお話し頂きました。

演題と、コメント欄にあるアルメニャックとの結びつきが良く判らなかったのですが、過去のソ連とのビジネス経緯とアルメニャックとのめぐりあわせや、イタリアの会社への何回もの出張時にモスクワ経由としていた事などからの繋がりが判り、話が見えて来ました。

資料:レジュメ 
    (2007年から2012までのイタリノアの会社とのビジネス体験を振り返って感じたこと)
 
        BECROMAL社のカタログ
写真:

イタリアはフィアット等、デザインの良い物が多いお国柄である。
上の写真のコーヒーカップ&ソーサーも、とても斬新なデザインである。そして、カップを持った感じはとても手になじみ、一瞬、おっ!違う!と感じさせる物であった。

長嶺さんが今回関与したBECROMALという会社は本業は電界コンデンサー(英語では、Electrolytic Capacitor) の内部部品のアルミ箔を製造している会社であるが、社長の進めているデザインへの入れ込み(一種の道楽ではあるが、芸術のレベル)は日本の会社には無い感覚であると思った。将にデザイン重視のお国柄が会社に迄浸透していると感じた。

お話しは西欧諸国とのビジネスと言うより、イタリア等を代表とするラテン系の人達の特質である、アスタマニャーナ(明日、又ね = 良くも悪くも、いい加減な、あすがあるから!)と言う国民性の人達(ビジネスであろうとなかろうと、時間には比較的ルーズで、陽気で、細かいことにくよくよせず、自分の生活を優先し、何事にも必死にはならない人達)の会社との付き合いであることが判った。当方も、ラテン系との付き合いも長く、これは非常に良く理解出来る。

一通りの説明の後、アルマニャックを飲みながらのQ&Aとなったが、まろやかな口当たりとは言え、可なり強い酒の為、結構回って来た。

帰宅後、幹事からは、「アルマニャック」が効いた、とのメールが入りました。
       
 2月4日(火)~8日(土)11時~19時(最終日は18時)  「ブータン王国の染と織」  銀座煉瓦画廊
(中央区銀座4-13-18医療ビル2F、
(歌舞伎座横、木挽町通り)
 TEL&FAX03-3542-8626)
       
1月18日(土)
正午~15時
モラル会14年新年会 会場:新宿・旬鮮酒宴 魚盛(うおもり)新宿三丁目店
 
(伊勢丹四谷三丁目方向道路隔てて直ぐ。)

℡03-3354-4869 
吉田店長
出席者: 五十嵐正勝、 奥澤、鹿島、久保、今野充、里田 啓、高橋、丹、長嶺秀、並木、福島、斑目雄、松山新、渡辺順、渡部修、英
一次会
 
 
 二次会
 三次会
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